屋根はどんなメンテナンスが必要ですか?
2021年7月11日更新
屋根のメンテナンスには塗装と葺き替え、カバー工法(重ね葺き工法)があります。
各メンテナンスは屋根の年数や状態を考慮して最適なメンテナンスを行うことが重要です。屋根は屋内に雨が入ってこないようにする大切な構造体になります。雨漏りを引き起こす原因になりやすいという懸念もありますので、劣化症状には注意しておきましょう。
屋根を塗装する目安はおよそ10年です。これくらいの年数が経つと屋根材の塗装が剥がれて色褪せてきます。屋根塗装の対象となってくるのがコロニアルやカラーベストと呼ばれているスレート材とセメントを原料とするセメント瓦です。
屋根材の塗装が剥がれると雨を吸ってさらに状態を悪くさせてしまい、色あせにより建物の美観性も低下します。このような状態の場合は塗装をして撥水性を戻し、防水性を向上させておくことが大切です。
屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き工法)は、屋根材の下に敷いてあるルーフィンングを新しくするために行います。
ルーフィングは屋根の要と言える防水材でおよそ20年すると劣化して防水性が落ちてきます。
ルーフィングの防水性が落ちて水が浸透するようになっていると、いくら屋根材が新しくても雨漏りを引き起こしてしまいますので注意しましょう。
各屋根工事については以下のページでお伝えしておりますのでご覧ください。
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