静岡県袋井市にて外壁塗装の下地調整としてコーキング処理を行ってきました。
外壁塗装の工程では高圧洗浄工事に続いて行う作業になります。
外壁の仕様がサイディングの場合には基本的に既存のコーキングをすべて撤去します。
建物全体ではかなりの長さになるので、撤去するだけでもかなりの時間と手間が必要になりますね。
コーキング処理にかかる費用を抑える目的で打ち換え工事の代わりに打ち増し工事を行うこともありますが、実際には打ち増し工事ではコーキング処理をする意味があまりありません。
すべてのコーキングを撤去する打ち換え工事に比べて、ひび割れなどの劣化した部分だけを撤去する打ち増し工事では、コーキング本来の性能を発揮することはできませんね。
サイディングのジョイントなどに施工するコーキングは、3点接地が基本になるので打ち増しで見た目をよくしても効果は期待できません。
古いコーキングと新しいコーキングがしっかりと密着する保証も無いので、できるかぎり打ち換え工事をおすすめしています。
例外としては玄関ドアや窓などのサッシ周りのコーキングに関しては、構造上の防水性能を損なうリスクを避けて打ち増し工事を行うこともあるので、しっかりと説明を受けてから決定してくださいね。
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