アスファルトシングル
2019年3月13日更新
アスファルトシングルは屋根材の種類のひとつ。
海外でアスファルトシングルは100年以上前から使用されている定番の屋根材で、日本では建築基準法の改正によって使用が認められ、マンションや戸建て住宅の屋根に使用されるようになった。
石粒で覆っているため傷つきにくく、防水性・耐候性・耐久性に優れている。
軽量で耐震性も高いため、地震対策にも適した屋根材。
その一方で、強風に弱く、表面の石粒が落ちてきてしまうこともある。
放置すると見た目も悪くなるだけでなく、劣化を早める原因になるため、5〜10年の定期メンテナンスがおすすめ。
メリット
割れない・錆びない
シート状になっており柔軟性があるため、割れにくい特徴があります。また、金属製ではないため、錆びることもありません。
軽量で耐震性が高い
元が防水紙でできているので、耐水性が高い上、軽量なのもメリット。耐震性に優れています。
防音性が高い
やわらかい素材のおかげで、雨粒などの音を吸音してくれる効果もあります。
複雑な形状の屋根にも施工可能
カッターやはさみでも切れるため、曲面などにも施工できます。複雑な形の屋根にも施工することができます。
デメリット
表面の石が剥がれる
アスファルトを、ガラス繊維(グラスファイバー)の基材に含浸・コーティングし、石粒で表面を着色して作るため、表面の石粒が落ちてくる場合があります。屋根下にお庭がある場合、こまめに掃除しなければなりません。
強風で屋根材が剥がれる
接着剤や金物で圧着しますが、薄い形状のため、強風が吹くと、反れやすく、剥がれやすい特徴があります。