小田原市にて外壁塗装の下地調整を行ってきました。
こちらのお施主様宅のように外壁に目地のない仕上がりの建物はモルタル外壁で施行されている事が一般的です。
モルタル外壁の特徴は目地のないフラットな仕上がりを表現できる事と仕上げに使う塗料や工法によってデザインも幅広く選択できる事ですね。
建物全体を塗り壁でコテで柄を付けて仕上げる場合や吹き付け塗装で均一に仕上げるなどさまざまな要望に応える事が可能になります。
デザイン的にはおしゃれなモルタル外壁もデメリットがあります。
それはクラックが入りやすい点です。
建物全体をモルタルで固めてしまっているので少しの揺れでも長い間をかけて少しずつクラックが発生してしまいます。
建物は常に風や人が感じない程度の揺れを受けて建っていますのでどうしてもクラックが入ってしまうのは避けられません。
小さなクラックはそこまで問題ではありませんが3mm以上のクラックが発生した場合には補修を行った方が安全です。
外壁塗装の際にはこうしたクラックの補修を下地調整の工程で行っています。
クラックの周りをさらに削ってからプライマーの塗布とコーキングの充填を行うことでそのままコーキングを充填するよりも密着力をアップさせて補修していますよ。
★M★